はじめに


数年前に店頭で触ってみて鍵盤の作りの良さに惚れ込んでしまって、高額ではありましたが思い切って購入しました。
しばらく使用して見て思いがけない仕様が発覚し、DTMerとしてはどうしても気になったので、併用していた「ReMOTE ZeRO SL」の故障を機に乗り換えました。

という訳で、レビュー&DTMerへの注意点を書きます。


レビューする商品は販売終了した旧モデルの「Numa Compact」です。
Dirigentさんのサイトでご確認ください。

Numa Compact
Numa Compact 2
Numa Compact 2x



鍵盤の質感や造り


鍵盤の作りは非常に素晴らしいです!

セミウェイテッドの中では重い方かと思います。というか、反発力があって戻りが早いって感じです。

安っぽい鍵盤は白鍵の間の隙間が大きく、横にぐらつく感じがありますが、それがないのも魅力的。

さらに鍵盤の角が丸くなっているのでオルガンなどで多用される手の平を使ったグリッサンドがやり易い!手の平も鍵盤も傷めずに済みそうです。

肌触りはサラサラしていて、その分滑ってしまいがちです。当方鍵盤はへたっぴなので、黒鍵を弾いた時にスルッと滑ってしまうことが多々ありました。



ピッチベンドは戻りが早いタイプです。
モジュレーション・ホイールもあまり重みが無いので高級感を感じないが、素早い動きに対応できるし使い易いともとれるかも?


内蔵音源


スピーカーが内蔵してないので、繋げるスピーカー次第な気もします。音源に関しては練習の時にしか使ってなかったので安物のスピーカーを使ってました。

音色は10種類しかないです。数年前のカシオのPriviaと同等といった感じでしょうか。現行のPriviaは370種類の音色が内蔵されてたりしますが、Numa Compact 2xですら100種類であると考えると、Numa Compactシリーズは音色少ないですね。



DTMerが吟味すべきデメリット


DTM用のキーボードとして使うには難点があります。


いちいちMIDIモジュールのをONにしなくてはいけない。
電源を入れた際、MIDIモジュールがOFFになってます。ONのままにするなんて設定はマニュアルには書いてなかったです。


オクターブ・シフトがやや面倒
オクターブ・シフトは可能です。MIDIモジュールのモード切替のボタンを4回押してオクターブのモードにしてからバリューボタンの+-で切り替える。電源を入れ直すとモードは元に戻る。という訳で、やや面倒です。88鍵盤あってもキースイッチとかでそれ以上使ったりしますからね~。


最後に


現行モデルのNuma Compact 2以降ではどうなのかわかりませんが、ご購入の検討をされている方は上記の点を一度ご確認いただくことを推奨します。

何はともあれ、とにかく鍵盤の質感は最高です!
本格派の人はセミウェイテッドを選ばないかもしれませんが、オルガンの時だけとか、グリッサンド多用するから、とか言う理由でチョイスするのもアリです。