【Nektar Technology】Impact LX88+ のレビュー&購入前に気になってた点について

2019年1月28日月曜日

レビュー/使い方 楽器/機材

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フィジカルコントローラーが壊れたので、鍵盤ごとリニューアルしました。新たに仲間になったキーボードはNektar Technology「Impact LX88+」です!

という訳で、「Impact LX88+」のレビューですが、いい感じのレビューをサンレコさんが出してましたので、まずはそちらをどうぞ。
「NEKTAR Impact LX88+」製品レビュー:主要DAWとスムーズに統合することができるMIDIコントローラー

この記事では、ニッチな情報を書きたいと思います。

鍵盤の質感

【サンレコさん】
「鍵盤の弾き心地は軽過ぎず重過ぎず、やや深めのストローク。スプリングで重さを調整している鍵盤はグラグラしていて安っぽい印象を受けることが多いですが、Impact LX88+は安定感があって強弱も付けやすい上、打鍵音も静かです。」


【個人的な感想】
セミウェイテッドの中では軽い方かもしれません。Studio Logic「Numa Compact」の方が重いかなと思ったので。とはいえ適度な重みがあって良いです!

また、白鍵の間に隙間があり、横にぐらつく印象です。M-AUDIOのKeystationと同レベルなグラつきかと思いました。弾いてる分にはグラつきが気にならないので、もっとひどいグラつきがある鍵盤もあるのかもしれませんね。
ただし、オルガンなどで多用される手の平を使ったグリッサンドをすると、白鍵が横にグラつくせいか引っかかりやすく、上手くやらないとすぐ壊しそうで怖いですね。

強弱、打鍵音に関しては同感です。静かです!店頭で触った感じでは、Keystationの方がうるさかったかも。

コントローラーの質感

【サンレコさん】
「ピッチ・ベンドとモジュレーション・ホイールは、適度な重みと滑らかさがあり高級なキーボードに使われる部品といった印象~」

フェーダーとノブに関して
「モジュレーション・ホイールと同様とても滑らかで、かと言って重過ぎず、シンセなどのパラメーターを操作していてもとても気持ちが良い~」


【個人的な感想】
モジュレーション・ホイールは同意見です。ピッチベンドの戻るスピードは早いと感じます。
ARTURIAのKeyLab Essential 88 MK3の方が戻りがゆっくりで滑らか、逆にローランドのジョイスティック型は戻りがちょー速いですね。

フェーダーとノブに関しても概ね同意見です。ただ、フェーダーに関してですが、素早く動かすと急に軽くなることがあります。劇的に軽くなるわけではないですし個人的にはあまり気になりませんが、一応書きました。ノブはそういった事はないです。

パッドの質感

【サンレコさん】
「弱い力でも機敏に反応するタイプです。軽く触れるだけで反応してしまうパッドは演奏していて疲れない反面、ミス・タッチを拾ってしまうことも多々ありますが、本機はそうしたことがほとんどなく、またしても“ちょうど良い”感触です。」


【個人的な感想】
自分は使わないのでどうでもよいのですが、叩いてみた感じは同意見です。
アサインも簡単で、Pad Learnモードにして設定したいパッドをたたき、その後アサインしたいMIDIノートを鍵盤で弾くだけなのも良いと思います。

DAWインテグレーション

「Nektar Technologyにより開発されたDAWインテグレーションによって、Cubase、Nuendo、Digital Performer、Bitwig、FL Studio、GarageBand、Logic、Reaper、Reason、Sonarおよび Studio Oneとの快適な操作性が図られている。」

公式サイトから自分の使用してるDAW用のインストーラーをダウンロードして、インストールするだけで完了します。

ただし自分の場合はですが、Cubaseを立ち上げた時にループボタンとRecボタンが反応しませんでした。Impact LX88+の電源を入れ直してもダメでしたが、Cubaseを立ち上げなおしたら反応するようになりました。何なんでしょうね(^^;

その他

その他、個人的な感想です。
それと購入前に色んなレビューを見ましたが、書かれていない事もあったので、そういった点について補足します。というか、これが一番書きたかったことです^^

88鍵モデルには「オクターブ・シフト」ボタンがありません。しかし、心配ご無用!この「トランスポーズ」ボタンの設定をオクターブ・シフトのモードに変更すれば「トランスポーズ」ボタンでオクターブ・シフトが可能となります。他にもプログラムチェンジ、MIDIチャンネル、Select any of the 5 control presets(←よくわかってないです)にもモード変更できます。これ、日本語マニュアルには載ってませんでした。
設定は保持されるようです。

トランスポーズ・ボタンのSet L、Set Rはいわゆる早回し・早戻しではなく、小節頭に戻る動きをします。設定で変更できるかは不明ですが、個人的にはこれの方が良いと思って使ってます。

③ユーザープリセット用のエディターソフトがないので、どのコントローラーに何が割り当てられているかを把握してないといけません。しかも、せっかく設定を変更しても、その設定を保存しないと電源入れ直しで水の泡になってしまいます。設定の変更操作は慣れれば簡単です。
自分は、ほぼユーザープリセットのモードしか使わないのでエディターソフトがあっても良かったかなとは思いますね。

④液晶パネルの文字がパッと見じゃどのパラメーターの値なのかが分からない。まぁこれは慣れれば問題ないでしょう。


同メーカーで液晶パネルが見やすくて素晴らしいのがPanoramaシリーズでしょう。88鍵モデルが無いので、コントローラーだけのPanorama P1とM-AUDIOのKeystation 88を買おうかとも思いましたが、そこまでしなくともImpact LX88+で十分かなと思ったので止めました。
お財布的にもね^^

NEKTAR ( ネクター ) / IMPACT LX88+
¥38,610 税込 (サウンドハウス価格)
NEKTAR ( ネクター ) / PANORAMA P1
¥36,080 税込 (サウンドハウス価格)
M-AUDIO ( エムオーディオ ) / Keystation88 MK3
¥26,600 税込 (サウンドハウス価格)

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