前置き


ブレスコントローラーを購入しました。

息を吹き込むことでMIDI CCの値をコントロールするツールで、
これでバイオリンやトランペットなどの抑揚をコントロールする機材です。

いくつか機種がありますね。
現行品だとこんなのもありますが、


AKAI ( アカイ ) / EWI USB


自分が購入したのはこれ。
TEControl USB MIDI Breath Controller2(略称:BBC2)


TECというスウェーデンの会社だそうです。
日本では購入できないようですので
TEC社から直接購入しました。

PayPalで簡単に購入できます。
発送しましたよ~的な連絡もPayPalから来ます。
便利ですね、PayPal。

そんなBBC2の使用感をレビューしようと思います。


機能


息を吹き込む以外にも、噛む、上下を向く、首を傾げるの4つの動作で
4つのパラメーターを同時にコントロールすることが出来ます。

各種動きとデフォルトのMIDI CCナンバーは以下の通りです。

息を吹き込む(MIDI CC 2)
噛む(MIDI CC 1)
上向いたり下向いたり(MIDI CC 12)
首を傾げる(MIDI CC 13)


各MIDI CCナンバーは専用のエディターで簡単に変更できます。
さらに感度や最大値・最小値などの設定も出来ますし、
変更した状態の保存も可能です。


使用感


ドライバ


USBを挿せば自動でインストールされました(我が家はWindos10)。

後は専用エディターをインストールしておきましょう。
TEC社のホームページからダウンロード出来ます。


吹いた感じ


息が抜けて行かない!!!

何を言ってるかわからないと思いますので、説明いたします。

リコーダー等を想像すると分かりやすいと思います。
リコーダーは吹き込んだ息がそのまま筒を通って抜けて行きますが、
BBC2は吹き込んだ息が抜けるような構造になってないのです。
酸欠になります。

おそらく吹き込んだ息による圧力を検知しているのではないかと思われます。

自分はそれ、知らなかったのでちょっとした誤算でした。
デモ映像とかではあんなに楽そうに演奏していたのに!

まぁそこは慣れるしかないですね。
因みに、口を閉じたまま息を吐こうとすると同じような苦しみを味わえますw


安定した出力が難しい


息を吹き込むにしろ噛むにしろ、
一定の出力をキープするのが非常に難しいです。

出力値はエディターにリアルタイムに表示されるので、
細かく上下してしまってるのが視認できます。

慣れが必要ですね。


循環呼吸


吹き物系はどうしても息が続かなくなります。
ですが循環呼吸を身につければ
ずっと途切れさせずに演奏は出来ます。

ただ、BBC2でやる場合
デフォルトの設定のままでは難しいかもしれません。

なぜなら、ある程度の出力を出すためには
それなりの勢いで息を吹き込まなければならず、
循環呼吸ではどうしてもMax値で安定させられなかったからです。
出来る人は出来るかも?

そんな時は、Sensor Maxのパラメータで感度を調整すれば
勢いが弱くてもMax値も容易に出せます。
さらに、出力も安定させ易く繊細なコントロールもし易いので
前項目の「安定した出力が難しい」も解決できそうです。

因みに、
循環呼吸の方法については割愛しますが、理屈さえわかれば簡単ですので^^


タンギングは無理


速いフレーズを吹く時とかに使われる奏法のタンギングですが、
思った通りの効果は得られないと思った方が良いでしょう。

どんなに頑張ってもアタック・タイムのスピードにムラが出来てしまいます。
1音だけならいいのですが、
速いフレーズだと息が抜けて行かない事が仇となっている感じがします。

この感覚は説明するのが難しいので体感しないと分からないかも・・・。


噛む


噛むのも出力の安定させるのが難しく
デフォルトのままでMax値を出すのも難しいですね。

繊細なコントロールも難しそうなので、何を割り当てるのかが悩みますね。


首の上下


これは使いやすいです!
ただ、デフォルトの設定のままではやはり使いづらいですが・・・。

デフォルトのままだと結構下を向かないと出力が0にならないですし、
同様に結構上を向かないとMax値になりませんので、
Sensor Min・Maxを調整が必須ですね。

個人的には上下の動きは抑揚つけるのに向いてる気がします。


首を傾げる


これもSensor Min・Maxを調整含め、首の上下と同様な使い心地です。

ただ、抑揚つけるのにはあまり向かない気がしました。
ビブラートとかが良いかもしれませんね。


エディターがわかりやすい


専用エディターがあります。
公式HPからダウンロード出来ます。



全部英語ですが、非常に分かりやすいです。


機器の作り


コードは約1.87mと十分の長さがあります。
首にかけておき、使う時に口にくわえるといったスタイルが可能です。
首にかける部分は、針金のように自由に曲げて調整できます。


口臭


口にくわえるので唾液まみれになります。
リード(と言っていいのだろうか?)は外せますので、水洗いできます。

うっかり加えたまま寝てしまったら最悪です(今のところ未経験)。
寝てる間に口内は細菌だらけになると聞きますし、
そんな唾液が渇いたときのあの悪臭、
自分から出た物が臭ってるのかと思うとげんなりしますね。

絶対、細目に洗いましょう!!!


まとめ


慣れない機器で、まだまだ使いこなせてはおりませんが、
慣れればきっと制作スピードがアップすることでしょう。

とにかくSensor Min・Maxの2つのパラメータで感度を調整が肝ですね。

絶対使い倒したいと思います!!!

全然どうでもいいことですが、自分のはリード部分が白じゃなく黒でした。