前置き


自分、一応KOMPLETE 10を所有しております。

ただ、家の環境ではVINTAGE ORGANSがクラッシュしまくりで
再インストールしてもダメで使い物になっておりません。

結局、愛用のハード音源INTEGRA-7を使用しておりましたが、
またまたフリーのVSTプラグインを探してみました。

そして、GSiのORGANized trio (version 3.1)という音源を見つけたので、
早速試してみました。


ORGANized trioについて


ORGANized trioはドネーションウェアですが、
寄付しなくとも起動後1分ほどで全機能使えるようになります。

お金を払えば1分待たずして全機能を使用できるようになるようですが、
だったら以下の最新版を購入するのが良いと思います。
「VB3 The Ultimate Virtual Tonewheel Organ v.1.4」

安いですしね^^

さて今回はそれではなく、旧バージョンを集めた
「Legacy donationware plugins from SoundFonts.it」
の中にあるやつです。

因みにORGANized trioは64bit非対応ですので、jBridgeを使用します。

jBridgeのホームページ
https://jstuff.wordpress.com/jbridge/

※ jBridgeとは32bitと64bitの相互互換を可能にするソフトです。
Cubase Pro9になって32bitは非対応となりましたので、
ORGANized trioを使うなら必須ですね。

因みに有料版の「VB3 The Ultimate Virtual Tonewheel Organ v.1.4」は
Windowsのみ64bit対応のようです。
(※2017年9月)


音の印象


では、肝心の音はどうなんだ?

という訳で、聴き比べてみました。

比較したのは、この3つ。
簡単なMIDIデータを作って鳴らしてみました。
設定は画像の通りです。

ORGANized trio
VINTAGE ORGANS
INTEGRA-7


ORGANized trio






若干細くて軽めな印象
中音域はもう少し欲しい。
低域と高域は出てる印象があるのでドンシャリって感じでしょうか。

歪み方も大げさでちょっとDriveを上げただけで結構歪みます。

機能面は申し分なし!
動作も軽いです。


VINTAGE ORGANS







VINTAGE ORGANSは何とか動いてくれました(^^;

低音域が丸みのある音で輪郭がぼやけた感じです。
その分ゴーストノートが良い感じにしやすいかも。

中音域の密度は濃い印象です。

歪み方は、中・高音域がしっかり歪んで良い感じに抜けが良い印象です。
低音域は歪むというより太くなるといった印象。

何より良いのは空気感。
生音を収録している感じで質感がとてもリアル!
キャビネットもいくつか選べるので歪み方も変えられます。

機能面は申し分なし!

Native Instruments ( ネイティブインストゥルメンツ ) / KOMPLETE 12 ULTIMATE UPG FOR K8-12

Native Instruments ( ネイティブインストゥルメンツ ) / KOMPLETE 12 ULTIMATE Collectors Edition UPG FOR K8-12


INTEGRA-7








骨太な印象。
全体的にフラットな印象で低音がきれいに出ているが、
ゴーストノートだとそれっぽくならないかも・・・。

個人的には歪み方がすごく気に入っていて、繊細できれいに歪みます。
少し歪ませるのもガンガン歪ませる事も出来ます。

※ちなみに、画像のEditorはRolandが公式に出しているEditorではなく、
以下のK_Take様のサイトにて公開されている物を使用させて頂いております。
https://synth-voice.sakura.ne.jp/synth-voice/download.html

公式のEditorは音色が選びにくく、動作も不安定。
対してK_Take様のEditorは音色がうまくまとめられていて選びやすい。
動作も安定していて、素晴らしいEditorです!
公式Editorにご不満の方は是非使ってみてはいかがでしょうか。

ROLAND ( ローランド ) / INTEGRA-7



通常はINTEGRA-7で事足りますし、もちろん音も申し分ない!
ドローバーやパーカッションとかのエディット機能も一通り網羅されてますし、
ロータリー・スイッチもモジュレーション・ホイールに割り当てられてます。

ただし、V1とかC3とかの
コーラス/ビブラートのスイッチのパラメーターが見当たりません
普通にエフェクターをかければ良いんですけど、
どっかで設定できるのかしら?

また、欠点としてはドローバーを曲中に変えられないことが挙げられます。

変えたかったら別チャンネルにもう一つオルガンを割り当てるしかないのですが、
それだと演奏しながらドローバーをいじる等といった
マニアックなプレイには対応しきれないのです。

その点、ソフト音源はそれが可能です。


まとめ


音だけで言えばVINTAGE ORGANSが素晴らしいです。
INTEGRA-7も負けず劣らず良い感じです。
ORGANized trioは細い印象があって良くない・・・という訳でもなくて、
楽器数や音数の多いアンサンブルでは、このくらいが丁度いいこともあるでしょう。
動作も軽いですし。

とは言え、ある物は削れるけど、無い物は足せないですからね(^^;

自由度が高いVINTAGE ORGANSですが、クラッシュしまくりで使うのが不安です。
自分だけだとは思いますが・・・。

しばらくはINTEGRA-7がメインで、凝りたい時はORGANized trio
という使い分けになりそうです。


補足


ORGANized trioと一緒のセットになってダウンロードされる
4つのエレピも非常に素晴らしい出来だと思いました。

VST-Fxのロータリー・スピーカー「MrDonald」もありますよ^^

ご参考までに。